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「楽しみながら仕事を広げる」 事業部長が目指す未来のスマートスケープ【#私から見るスマートスケープ vol.2】

こんにちは!スマートスケープ広報担当です。

スマートグループでは「DO IT THEN ENJOY LIFE MORE やってみよう。楽しもう。」というバリューを掲げています。
やりたいと思ったら、まずは立ち止まらず失敗を恐れないでやってみることが大切だと考え、働くメンバーも多種多様の個性と志を高く持った人々が集まり、創り上げている場所です。

そんなスマートスケープの中で働く私たちのことを少しでもみなさんに知っていただきたいと思い、「#私から見るスマートスケープ」と題し、社員にインタビューを行いたいと思います。

第2回目に登場してもらうのは、デジタライゼーション事業部 事業部長 桶谷滋樹

これまでの歩みや事業部について、自社プロダクトや今後のビジョンについて詳しく語ってもらいました。

【プロフィール】桶谷滋樹
大学卒業後、三菱電機 SI部門にて大手印刷会社の生産管理システム案件などを営業職として担当。
その後、サン・マイクロシステムズ、Appleなどの外資系ITベンダーで営業職に携わった後、2011年にスマートスケープへ入社。
アドビ撤退後の日本における3D PDF事業を引き継ぎ、事業の再構築および3Dデータ活用ビジネスの新規事業立ち上げを担当。
現在はデジタライゼーション事業部 事業部長として既存ビジネスの更なる拡大と新たな事業創出に力を注いでいる。

これまでの歩み

―スマートスケープの歩みや事業内容を教えてください。

スマートスケープは2003年、六本木で創業し、大手自動車メーカーのクルマづくりに関わるITサービスを幅広く提供することで事業を拡大してきました。そのほかにも効率化ツールやIoT、AI開発、UI/UXデザイン開発、3D技術を特徴とした製品開発・販売に取り組んできました。

スマートスケープ最大の強みは、最近話題のメタバースにも通じる産業向けの3Dグラフィックス開発です。3Dデータ技術を活用し、製造業のお客様に向けて多彩なソフトウエアを開発、提供しています。

私から見るスマートスケープ

―2022年1月に組織が新しくなり、デジタライゼーション事業部(以下DZ事業部)となりましたが、どのような部署なのでしょうか?

デジタライゼーションとは、“お客様のデジタル化を支援する”という意味をこめてつけた名称です。
近年、注目されている“DX”はデジタル化によってビジネスモデルに変革を起こすという概念ですが、ビジネスモデル変革を起こすのはあくまでお客様。
我々はテクノロジーを使ってそのデジタル化をお手伝いしたいと考えています。

また、デジタライゼーション事業部はスマートグループの企業の中で唯一、プロダクトやSaasを自社開発、販売しているセクションでもあります。

―DZ事業部で手がけているのはどのようなプロダクトですか?

代表的なプロダクトである「SS4M(エス エス フォー エム)」は、3D形状の特徴量を抽出してデータベース化し、AIを活用して似た形状のものを探す“類似部品検索システム”です。

ーSS4Mは具体的にどのような課題を解決するプロダクトですか?

たとえば資料を作る時、前に同じような資料を作ったことがあるのに、そのデータがどこかに埋もれてしまい、時間をかけて作成し直した、という経験は誰にでもありますよね?
製造部品にも同じことがいえます。
過去に類似した部品を設計していても、データを探す手段がなければまた新たに設計し製造するほかない。すると、型番は違うのにほぼ同じ形状、という部品が倉庫に多数存在するという事態が起きます。
つまり流用率が低いと、多大なコストがかかってしまうんですね。
SS4Mは流用設計や部品の再利用を支援し、部品の新規作成コストを削減することができるソリューションです。

また、形状が類似していると製造工程も近いため、コストが推測でき、見積もりもスムーズに運び、工期の短縮にもつながります。
過去の設計、製造のノウハウの再利用を促すことにより、SS4Mは業務の生産性を大いに向上させます。

―まさにテクノロジーの力でデジタル化し、お客様が抱えている課題を解決するプロダクトなんですね!
SS4Mが製品化に至ったきっかけや背景はなんだったんですか?


もともと、SS4Mは偶然のきっかけから誕生しました。
我々が展示会に出展していた際、たまたまブースにお越しいただいた企業のお客様から「こういうソリューションがほしい」とご相談をいただいたことがはじまりで、弊社が持つ3DCADデータの解析技術とAIの一種、機械学習技術を組み合わせて開発しました。
機械学習は多くの会社が手掛けているテクノロジーですが、3DCADデータの解析、変換技術は誰もが一朝一夕にできることではありません。
機能はもちろんのこと、価格や使いやすさなどを含め、SS4Mは“オンリーワン”といってもいいプロダクトです。

ーその偶然のきっかけをくれた企業様はどのような反応だったのでしょうか?

最初に相談してくださったお客様には非常に喜んでもらいましたし、大変素晴らしい出会いだったと思っています。
その後も、多くのお客様から「こんなシステムがほしかった!」と喜んでもらえていますね。


ーDZ事業部で手がけている他の製品についても教えてください。

DZ事業部では、3D PDFプロダクトの日本市場における販売をほぼ一手に担っています。
PDFに3Dデータを埋め込み、付加価値の高い3D PDFドキュメントを作成するためのソリューションで、国内では“3D PDFといえばスマートスケープ”といっても過言ではない状況です。

今後のビジョン

―今後のスマートスケープの目指す姿を教えてください。

これまではお客様からの要望をベースにプロダクト開発、サービス提供を行ってきました。今後はその経験を踏まえて、さらに積極的に自社プロダクトやSaaSなどを生み出していきたいと考えています。
また、新たにデータ分析事業、コンサルティング事業の強化を計画しています。データ分析事業については、これまでも車両走行データなどのビッグデータ解析を手がけてきました。それらの知見を生かしての事業拡大を視野に入れています。

―現在のスマートスケープが抱える課題は何ですか?

人材の充実ですね。
次なるプロダクトやサービスを生み出し続け、データ分析事業、コンサルティング事業を拡大していく上で、優れた問題解決能力を持っている人材が必要です。特に、コンサルティング事業にはそういった戦力が求められます。

―最後にメッセージをお願いします!

成長意欲の高い人がさらに増えてほしいと思っています。
自身の市場価値を高めていくため、さまざまなチャレンジをしたいと考え、そのチャンスを求めている方。
私自身、「仕事が趣味」のタイプなのですが、やはり好きなことをやるのは楽しいですよね。
挑戦が苦にならない、楽しみながら仕事を拡げるメンバーが切磋琢磨し、遺憾無く持ち味を発揮できる場がスマートスケープであると思っています。


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https://www.3dpdf.jp/ss4m/
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