見出し画像

SS4Mって?よく理解できる概要まとめnote

SS4Mとは?

類似形状検索ツール”SS4M”とは、過去の設計・製造ノウハウを再利用することにより、設計、製造、購買、見積などの業務の生産性を向上させるためのツールです。
蓄積された3DCAD データ群から、類似した形状を検索し、3Dモデル表示、属性情報などの表示・確認をすることができます。

お客様にヒアリングすると、膨大にあるCADデータがどのフォルダに入っているのかわからない担当したメンバーしかパスを知らないなど検索に多くの時間を使ってしまっているケースが多いようです。(あるあるですよね?)

その結果、重複部品・類似部品を作成してしまい、設計コストや管理コストがかさんでしまった、なんてことは多いかと思います。

そんな課題を解決するのがSS4Mです!

SS4Mはどのような課題を解決するものか?

大きく”検索”における課題を解決します。

課題の具体例

1.データが整理されていない
・キーワード検索で全てのデータにキーワードが付与されていない
・IDや名称を知らないときは、探す方法がない
・部署間を横断した検索方法がなく、重複に気づけない

2.検索の属人化
・自分の知っている範囲、記憶の中でしか探せない
・担当者が変われば、適切な過去データを参照できない
・記憶には限界があり、時間が経てば忘れてしまう

3.検索アプローチが限られてしまっている
・目的のファイルにたどり着くまでに多大な検索工数がかかっている
・検索することを諦め、新規部品設計・製造をしている
・図番や名称、プロパティ属性だけでは、目的のファイルに行きつかない

このような課題を解決するのがSS4Mです!

どのような効果があるのか?

1.部品や工程の流用設計・再利用を促進
AI 技術活用により、人の感覚に似た類似検索結果を導き出すことができます。形状での検索やファイル名、属性のみでの検索など幅広く対応しています。
部品の新規作成は高コストです。設計のみならず後工程でより大きなコストが発生するため、部品の流用設計・再利用の促進は大幅なコスト削減を可能にします。

2.見積作業の効率化
過去に受注実績のある類似形状部品の加工情報・価格情報を検索することにより、少ない労力で迅速に見積提示することが可能です。

3.部品の標準化を促進
重複データの自動抽出機能を搭載しており、部品ごとの参考になった数を集計し標準化の候補選定が可能です。

上記より大きなコストの削減に寄与できるプロダクトです!

どんな人に向けたプロダクトか?

ご利用いただく職種に特に縛りはなく、製造業に関わる全ての方にお使いいただけます。

代表的な使われ方

設計業務担当
過去の類似品を見つけることや部品の流用が可能になります。
部品の流用が可能になることで設計・管理コストの削減や、部品標準化に繋がります。

生産・製造業務担当
過去の類似品を見つけることで製造工程の流用を可能にします。
製造工程の流用が可能になることで、リードタイムの短縮などに繋がります。

資材・調達業務担当
過去の類似品を素早く見つけることで類似部品の価格をすぐに把握することができます。
類似品の価格を把握することで、見積作成の工数削減、適正価格の把握に繋がります。

SS4Mの主な機能

大きく2つの機能と以下の特徴を持っています。

  • 類似形状検索機能 
    ・頻出部品表示
    ・モデル表示
    ・形状比較

  • 形状グループ機能
    ・形状グループ
    ・属性閲覧


SS4Mの特徴

  • AIを活用し画像データを基に機械学習を行い、形状検索を実施

  • データベースが自動作成、人手が不要

  • 10種類以上のCADデータ対応

※詳しくはこちらをご覧ください。


導入にあたっての作業

導入にあたって、無償体験版で形状検索の精度が自社の要求に達しているのか判断していただきます。
以下の流れで使用できるようになります。

1.SS4Mに投入するCADデータとインストールするサーバーの準備
2.インストーラーからSS4Mをインストール
3.データベースの作成(自動学習)
4.検索精度の評価・導入検討
5.導入

サーバーの用意が難しい場合は、既にSS4Mがインストールされたマシンを貸し出しておりますので、気軽に体験版を始めていただけます!

さらに詳しく導入の手順についてのご説明は弊社営業より個別にご案内させていただくことが可能です!
こちらからお気軽にお問い合わせください。

ユーザーからの声

SS4M導入前は、設計者の付帯工数が増大しているという課題がありました。設計者はモデルに紐づいた属性情報から過去部品を検索してましたが、属性だけの検索では目的のモデルへアクセスするのに、ファイルを開き形状を確認するのに長い時間をかけていました。
部品1つの検索に2時間程度かかっているケースもありました。
また、検索に時間をかけても見つからないこともあり、結局新規部品を作成する作業が発生していました。
その結果、類似した部品・重複した部品が増大し、個々で新規金型を作成するなど、新規設計コスト、管理維持コストが発生します。

そこでSS4Mを導入したところ、部品の標準化、準標準化に繋がりました!
SS4Mを使用することで、管理できていなかった類似部品・重複部品を探し出し、標準化・準標準化を行い、管理維持コストを削減、在庫の回転率を上げることができました!
また、日々の検索作業でも、属性の検索に加え、SS4Mを使用してすることで検索工数は大幅な短縮に成功し、120分かかっていた検索作業が10分ほどに削減できました

まとめ

いかがでしたでしょうか?
少しでもSS4Mについてお分かりいただけましたら幸いです!
今後も皆様のお役に立つように改善を重ねていきたいと思います。
またnoteでもSS4Mにまつわる様々なTIPSや事例をご紹介していきたいと思います!

ぜひ無料体験に進んでみませんか?お申し込みはこちらまで!


Products

スマートスケープ株式会社
https://www.smartscape.co.jp/

公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCwTR1tYBjbwNqpiwy2SVocg/featured

SS4M - AIを活用した3D類似形状検索ツール
https://www.3dpdf.jp/ss4m/
無料体験版お申し込みはこちら

QUANTO - 調達/購買業務を効率化するクラウドサービス
https://www.smartscape.co.jp/service/quanto/
無料プランお申し込みはこちら

SmartExchange - 3D CADデータを3D PDF/3D HTMLに自動変換するソフトウェア
https://www.3dpdf.jp/製品情報/smartexchange/

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!